関東の鉄道各社は、妊婦が鉄道を利用しやすくするための啓発イベント「鉄道におけるマタニティマーク普及促進イベント」を6月7日に開催します。

レスポンス 2013年6月5日報道
http://response.jp/article/2013/06/05/199394.html

イベントは、2013年6月7日(金)15:00から、「丸ビル・マルキューブ」(東京都千代田区丸の内)で開催。
セレモニーとマタニティマーク普及アンバサダー認定式、トークショーを行うほか、東京駅をはじめとする鉄道主要駅でマタニティマーク普及促進グッズの配布も行う予定です。

マタニティマークは、厚生労働省が推進する母子保健分野の国民運動計画「健やか親子21」で課題の一つに挙げている「妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保」を実現するため、妊産婦に優しい環境づくりを支援するために発案されたものです。
このマークが描かれたバッジやキーホルダーを身につけることで、身体的にも精神的にも大変な妊娠中の女性に対する配慮を呼びかける効果が期待されています。

しかし、実際にはマタニティマークをつけていても優先席を譲ってもらえないなど、まだまだマタニティマークの認知が不十分な状況です。
特に妊娠初期は、外見からだと妊婦さんかどうか分かりにくいので、マタニティマークの認知度が上がり、周囲の人に妊婦さんだと気付いてもらえることには大きな意味があります。