宇都宮市長は、LRTの駅西側整備について、護国神社以西への延伸を念頭に複数案を検討していると説明しました。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2017年8月29日掲載
宇都宮市の佐藤 栄一(さとう・えいいち)市長は、下野新聞社の取材に応じて、現行計画では「桜通り十文字交差点」となっているLRT(軽量軌道交通)の西端について、「栃木県護国神社」(宇都宮市陽西町)以西への延伸に向けて複数の案を検討していることを明らかにしました。
今年度中に移動需要や街づくりへの波及効果などを踏まえて計画案をまとめるため、商業関係者、バス事業者、道路管理者などと協議を重ねて整備概要を固める方針です。
「栃木県護国神社」周辺には、生徒数だけで約3,700人というマンモス校「作新学院高等学校」や、生徒数が約1,000人の「宇都宮文星女子高等学校」がり、多数の通学需要が見込めます。
また、佐藤市長は以前から「東北自動車道」に設置予定の「大谷スマートインターチェンジ」への延伸についても言及していて、今回の取材に対しても、延伸が最短の場合でも護国神社付近まで整備することが望ましく、大谷スマートインターチェンジ付近への延伸も「十分考えられる」との見解を示しています。