埼玉県、市町村と共同で路線バス増便・延伸などを支援するモデル事業を実施中

埼玉県は、各市町村と共同で、路線バスの増便・延伸などに取り組むバス会社に運行経費を補助するモデル事業を実施中です。

詳しくはこちら→ 埼玉新聞 2017年8月28日掲載

埼玉県と各市町村が取り組んでいるのは、「元気なバス需要創出モデル事業」です。
埼玉県の交通政策課は、路線バスが不便な状態だと利用者が減ってしまい、そのことでバス事業者の収益も上がらない「負のスパイラル」に落ち込むと、サービス撤退のリスクがあると説明。ある路線が廃止されれば、沿線住民の生活の足が奪われるだけでなく、接続している他の路線にもマイナスの波及効果が及んでしまうと指摘します。
このため、埼玉県としても利用者増につながるモデルを各市町村に広めて、地域の路線バスを維持したいという意向を示しています。