宇都宮市、常設型のLRTオープンハウスを8月下旬に開設予定

宇都宮市は、市内各地で開催しているLRTオープンハウスについて、8月下旬頃に常設型の施設を開設する予定です。

詳しくはこちら→ 毎日新聞 2017年7月25日報道

宇都宮市の佐藤 栄一(さとう・えいいち)市長は、7月24日(月)の定例会見で、LRT(軽量軌道交通)事業について常設型のオープンハウスを開設予定であると発表しました。

佐藤市長は、LRT事業について、実際に開業したらどのように利用するか、どのように交通体系が変化するかなど、引き続き説明を続けていくことの重要性を指摘。
市民ができるだけ多く質問でき、市の職員と「双方向で意見交換が可能な場をつくる努力をしていかなくては」と、常設型オープンハウス設置の意図を説明しました。

宇都宮市LRT整備室協働広報室によると、常設型オープンハウスは8月下旬頃、LRT沿線(場所は未定)に開設予定です。
市の職員が常駐して市民の質問に答えたり、意見を聞き取るなど、双方向の意見交換に力を入れるほか、LRTについてのさまざまな資料の展示も予定しています。

宇都宮市は継続的に市内各地でオープンハウスを開催しています。
最近の状況について佐藤市長は、オープンハウス来場者から「停留所の周りはどうなるのか」など、LRT開業を見据えた現実的で前向きな質問や意見が増えた実例に触れて、市民合意の形成が着実に進んでいることも紹介しました。