宇都宮LRT、着工は2018年度内、開業は2022年3月

宇都宮市は、LRTの2018年度着工と2022年3月開業を正式発表し、駅西側の整備とバス再編についてイメージを示しました。

詳しくはこちら→ 下野新聞 2017年7月12日報道

LRT(軽量軌道交通)の着工時期や開業時期などの整備スケジュールについて、宇都宮市は7月11日(火)に開かれた市議会議員協議会で、駅東側の「優先整備区間」の着工は2018年度内開業は2022年3月を予定していると正式に発表しました。
開業予定が当初予定より2年ほど延びるのは、LRT専用橋の工事期間を十分に確保することと、完工検査や走行試験の実施期間など、工期を見直したためです。
LRT優先整備区間の開業に合わせて、駅東側のバス路線再編案も合わせて公表しています。

また、宇都宮市は今回初めて、駅西側のLRT整備とバス再編イメージも示しました。
駅西側のLRT整備は、当初計画にあった「桜通り十文字付近まで」から、自動車との乗り継ぎや観光振興の観点も加味して、さらなる延伸を検討します。
LRTと運行ルートが重複する「大通り」のバス路線は再編し、「県庁前通り」や「いちょう通り」にも振り分け、「大通り」を走る路線では快速運行の採用も検討します。
再編によって余裕が出るバスは、都市拠点と地域・観光拠点を結ぶ幹線バス路線の拡充や、郊外の人口集積地周辺をカバーする路線や、公共交通空白地域を走る新路線などに振り向けて、公共交通ネットワーク強化を推進する考えです。