宇都宮市、コンパクトな街づくりに向けて「立地適正化計画」策定

宇都宮市は、コンパクトなまちづくりを進めるための「立地適正化計画」を策定しました。

詳しくはこちら→ 下野新聞 2017年3月25日報道

この計画は「都市再生特別措置法」に基づくもので、「都市機能誘導区域」と「誘導施設」を設定することで、対象となる施設を整備する場合などに税制面や金融面、都市計画面などについて国の支援措置が受けられるようになります。

さらに宇都宮市は、LRT(軽量軌道交通)や鉄道、バスなどの公共交通ネットワークを活用することで集約した都市構造を目指す「ネットワーク型コンパクトシティ」の形成を促進するため、対象エリア内へ都市機能を誘導、または維持することを目的とした独自の取り組みも実施します。
対象となるエリアは、「高次な都市機能」を誘導する内環状線の内側(中心市街地を含む)と、「都市機能」を誘導する鉄道の駅周辺やLRT停留場周辺、瑞穂野団地周辺、上河内地区市民センター周辺などの10エリアです。
これら対象エリアには、それぞれ病院、銀行、スーパー、子育て支援施設などを新たに「誘導」したり、既存の施設を「維持」することで、将来に渡って充実した都市機能を提供していく方針です。