前橋市など、上毛電鉄LRT化の可能性調査を実施

前橋市は、上毛電鉄の沿線自治体や群馬県と共同で、同鉄道のLRT化について可能性調査を実施します。

詳しくはこちら→ 東京新聞 2016年2月17日報道

前橋市は、上毛電鉄の沿線自治体や群馬県と共同で、同鉄道のLRT化について可能性調査を実施します。...

雷都レールとちぎさんの投稿 2016年2月20日

上毛電鉄(上毛電気鉄道)は、中央前橋駅(群馬県前橋市)と西桐生駅(群馬県桐生市)を結ぶ全長25.4kmの鉄道路線で、前橋市と桐生市を最短ルートで結ぶ都市間鉄道として1928年に開業しました。

途中の赤城駅(群馬県みどり市)では東武鉄道桐生線と接続していますが、中央前橋駅はJR前橋駅から約1.3km、西桐生駅はJR桐生駅から約0.3km離れています。

 

中央前橋駅と前橋駅の接続改善は課題となっていて、上毛電鉄をLRT(軽量軌道交通)化して軌道を新設・延伸する構想がありました。

 

前橋市は、2016年2月16日に発表した2016年度当初予算案の中で、同鉄道のLRT化についての可能性調査を実施するための予算を計上する方針です。

この調査は、上毛電鉄沿線3市(前橋市、みどり市、桐生市)と群馬県で構成する「上毛線再生協議会」が初めて実施して、LRT化に関する技術的な問題や需要の見込みを調べるものです。

調査費は約400万円で、前橋市はこの内の267万円を拠出します。