宇都宮市の2地区、3月から地域内交通を試験運行

宇都宮市の平石地区と豊郷地区は、市と連携して地域内交通(デマンド交通)の試験運行を3月から開始します。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2016年1月13日報道

宇都宮市の平石地区と豊郷地区は、市と連携して地域内交通(デマンド交通)の試験運行を3月から開始します。...

Posted by 雷都レールとちぎ on 2016年1月14日

宇都宮市の郊外部では、公共交通空白地帯を減らすために、デマンド式の地域内公共交通を順次導入しています。
導入を予定している13地区の内、すでに10地区11路線で運行が始まっていて、今回新たに2地区での運行がスタートすることになります。

 

平石地区では、3月1日から平石地区と隣接エリアで予約型乗り合いタクシーの運行を開始します。
運行は月~土曜日(年末年始を除く)の8~18時で、運行を受託した泉タクシーが1時間間隔で1日11便運行します。1乗車300円(小学生150円)で、商業施設や金融機関、医療機関など84施設を目的施設に設定しています。

 

豊郷地区では、3月12日から予約型乗り合いタクシーの運行を開始します。
運行は月~土曜日(年末年始を除く)の8~17時で、運行を受託したアサヒタクシーが1時間間隔で1日10便運行します。1乗車300円(小学生150円)で、商業施設や金融機関、医療機関など142施設を目的施設に設定しています。

 

平石地区も豊里地区も、運行経費は運賃収入と利用登録料、自治会支援金、企業協賛金などを基本にしつつ、不足分は宇都宮市は補助します。

 

ネットワーク型コンパクトティ戦略を推進し「交通未来都市 うつのみや」を目指す宇都宮市は、東西基幹交通としてLRT(軽量軌道交通)を整備し、LRTとバスの連携を強化しつつ、鉄道やLRT、バスと連動して郊外部をカバーする地域内公共交通の導入を進めています。