宇都宮市の佐藤市長と芳賀町の上野副町長が東急電鉄本社を訪れて、同社の今村副社長に対してLRT事業を担う新会社への技術協力を要請しました。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2015年9月2日報道
2015年9月1日に東急電鉄本社(東京都渋谷区)を訪れた宇都宮市の佐藤 栄一(さとう・えいいち)市長と芳賀町の上野 哲男(うえの・てつお)副町長は、東急電鉄の今村 俊夫(いまむら・としお)副社長執行役員に対してLRT(軽量軌道交通)事業の運営主体となる新会社「とちぎ県央LRT株式会社(仮称)」への人材派遣や運転士養成などの技術協力を要請しました。
宇都宮市によると、今村副社長は最大の課題として開業時に50人を超える運転士を確保する必要がある点を挙げて、短い期間に多数の運転士を養成するには全国の軌道事業者の協力が必要になると指摘しました。
そのうえで同氏は、東急電鉄が運行している世田谷線(軌道事業)の経験を生かして、引き続き宇都宮市と芳賀町に協力すること、新会社「とちぎ県央LRT株式会社(仮称)」に対しても安全運行と安定経営がなされるようにできる限り協力する意向を明らかにしています。