つくば市、LRTなど導入検討に向けて需要調査

つくば市は、新たな低炭素交通として導入を検討するLRTなどについて、2015年度には導入可能性が高いエリアの走行空間の検討や、需要アンケートを実施する予定です。

詳しくはこちら→ 常陽新聞 2015年6月20日報道

つくば市は、新たな低炭素交通として導入を検討するLRTなどについて、2015年度には導入可能性が高いエリアの走行空間の検討や、需要アンケートを実施する予定です。http://joyonews.jp/smart/?p=7432つくば市は...

Posted by 雷都レールとちぎ on 2015年6月22日

つくば市は、2030年までに市民1人あたりの二酸化炭素排出量の50%削減を目標とした「つくば環境スタイル」を打ち出して、低炭素化の取り組みを進めてきました。2013年3月、こうした取り組みが評価され、同市は「環境モデル都市」に選定されています。

現在つくば市は、市民、企業、大学・研究機関、行政が一体となって、人々の暮らし、特に建築や移動に関わる対策を進めて二酸化炭素排出量を大幅に削減するモデル「つくば環境スタイル“SMILe” ~みんなの知恵とテクノロジーで笑顔になる街~」の取り組みを進めています。


「つくば環境スタイル“SMILe” ~みんなの知恵とテクノロジーで笑顔になる街~」は、「Smart Community(コミュニティエコライフ)」、「Mobility Traffic(モビリティ・交通)」、「Innovation&Technology(最先端技術)」、「Learning&Education(環境教育、実践)」の4つの統合アプローチで、高齢者や子どもなどの交通弱者を含む、さまざまな人々が笑顔になる街の実現を目指しています。


つくば市は、これまでに新たな低炭素交通としてLRT(軽量軌道交通)などを導入する可能性が高いエリアを検討してきたほか、概算事業費や導入効果についての検討も実施してきました。

2015年度は、導入可能性が高いエリアについて、走行空間についての検討や、需要を把握するためのアンケート調査を実施する予定です。

2018年度頃に事業化の見極めるを予定していて、引き続き判断材料となる調査や検討を進めていく方針です。