水戸市長、2015年度に「交通政策室」を新設して便利な交通ネットワーク確立を目指す

水戸市の高橋靖市長は、2015年度に「交通政策課」を新設して、鉄道やバスと連携しながら、自転車や高齢者に配慮した交通ネットワーク確立を目指すと表明しました。

詳しくはこちら→ 東京新聞 2015年1月9日報道

高橋靖(やすし)市長は、2015年1月8日の記者会見で、市長公室に「交通政策課」を設置することを明らかにしました。
既存の鉄道や路線バスなどの公共交通機関と連携しながら、より望ましい市内の交通ネットワークの確立を目指す方針です。

現状ではJR水戸駅に集中している路線バスの再編・最適化を検討するほか、自転車の利用者や高齢者、通学する子ども達にも使いやすい交通ネットワークについても検討を進めます。
また、偕楽園の近くにJR常磐線の常設駅を設置するための協議の場を設けたり、観光客の自転車利用を促進したい考えです。

高橋市長は、少子高齢化や人口減少が進む中で、自動車に頼らず、公共交通や自転車で移動できるコンパクトなまちづくりが求められていると指摘して、持続可能な交通政策を確立したいと述べています。