北海道新幹線の速達列車、宇都宮駅への停車を求める声が栃木県内で相次ぐ

2016年春の北海道新幹線開業を前に、栃木県内では速達列車「はやぶさ」のJR宇都宮駅への停車を求める要望が相次いでいます。

 

まず、栃木県と北海道は、速達タイプの新幹線列車の宇都宮駅停車を求めて連携を強化することで合意しました。

詳しくはこちら→ 下野新聞 2014年10月10日報道

栃木県の市長会は、2016年春開業予定の北海道新幹線について、最速列車「はやぶさ」の宇都宮駅への停車を求める決議を採択しました。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2014年10月16日報道

栃木県市議会議長会も宇都宮駅への「はやぶさ」停車を求める決議を採択しました。

詳しくはこちら→ 下野新聞 2014年10月17日報道

北海道新幹線が開業すると、東京方面から北海道方面への移動が便利になるだけでなく、北関東と北海道の結びつきも従来より強まります。
新幹線の停車本数を増やすだけでなく、新幹線で目的地に到着した後の移動手段、特に公共交通ネットワークが充実しているかどうかは、大きな課題となります。

 

北海道新幹線の速達列車がJR宇都宮駅に停車することになる場合、停車する本数を増やすことだけでなく、JR宇都宮駅に乗り入れる在来線のダイヤを調整したり、在来線の運行本数を増やしたり、新たに東西基幹交通としてLRTを導入したり、LRTとバスネットワークを効果的に連携させることで公共交通ネットワークを拡充することが重要となります。