芳賀・宇都宮LRT、芳賀町内の軌道・停留所などの整備費は約46億円

宇都宮市と芳賀町が共同で整備するLRT(軽量軌道交通)について、芳賀町内への延伸区間分の軌道工事、停留所などの整備費は約46億円を見込んでいます。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2014年8月28日報道

芳賀・宇都宮基幹公共交通の優先整備区間として整備する芳賀町内のルートは、宇都宮テクノポリスセンター地区から、芳賀工業団地の管理センター前交差点まで県道宇都宮茂木線を東進して、同交差点から北上。かしの森公園前を経由して、本田技研北門に至る約3kmです。
芳賀町内には、芳賀台、管理センター前、かしの森公園、本田技研北門の、4箇所の停留所を設置することを想定しています。

本田技研北門からJR宇都宮駅までは、快速電車を運行する場合、所要時間は最速で32分を見込んでいます。
芳賀町は、宇都宮市と共同で本田技研北門までの区間を優先整備する方針を明らかにしています。

なお、一般的なLRTの整備費は、複線の場合、1kmあたり15~25億円とされています。
部分的な地下区間や高架区間などが増える場合や、たくさんの利用者が見込めるので車両を増やす必要がある場合は、初期投資が割増しになることもあります。