ロシアの車両メーカー、斬新な新型LRV「Russia One」を産業見本市に出展

ロシア・エカテリンブルクの産業見本市で、ロシアの車両メーカーが斬新なデザインの新型路面電車「Russia One」を出展して話題になっています。

詳しくはこちら→ レスポンス 2014年7月12日報道

「Russia One」は、戦車や重機を製造する「Uralvagonzabod(ウラル車輌工場)」傘下の企業で、路面電車用の車両を製造する「Uraltransmash」が開発しました。
今回出展したのは、3車体連接で編成長24mのコンセプトモデルで、100%低床構造。最高速度75km/hで走行できます。
展示された編成の軌間(2本のレール間の幅)はロシア広軌(1,524mmゲージ)です。
バッテリーを車載していて、架線がない区間でも50km以上走れるそうです。

車体はモジュール構造になっていて、1車体構造から7車体連接構造まで柔軟に対応できます。
 前傾している先頭形状が特徴的ですが、顧客の要求に応じて異なる形状に変更できます。

どのような車両が走るかは、利用者へのアピールの大小に関わってきますので、とても重要です。
快適であることはもちろん、人々のイメージに影響する外観も重要で、車両だけでなく、停留所や交通結節点など、統一感があるデザインでまとめられていると、アピール力が強まるといえます。