宇都宮市は、2013年1月からバス会社と共同で取り組んでいる「バス路線新設社会実験」の2路線について、2015年3月まで社会実験を延長すると発表しました。
詳しくはこちら→ 下野新聞 2014年4月1日報道
「バス路線新設社会実験」は、最寄り駅から1.5km以上離れていて、バス停からも250m以上離れている「公共交通空白地帯」の解消を目指して実施中の取り組みです。
関東自動車(関東バス)が運行する「平松本町線」は、JR宇都宮駅と平松本町を結ぶ路線で、利用者が増えています。
東野交通(東野バス)が運行する「中心市街地南循環線」は、東武宇都宮駅や西原地区などを経由する循環路線で、双方向での運行を行っていますが、利用者が伸び悩んでいるため、利用しやすいルートやダイヤへの変更を検討する方針です。
宇都宮市は、東西基幹交通としてLRT(軽量軌道交通)導入を推進する一方で、市街地にありながら公共交通サービスが不十分な地域の解消にも取り組んでいます。
LRTとバスの連携、バスネットワークの再編や拡充、地域内交通の導入などを実施して、市内の拠点と拠点を良質な公共交通サービスで結節する「ネットワーク型コンパクトシティ」実現に向けてさまざまな施策を進めています。