小山市、高岳専用線にLRTを導入する場合の事業素案を提示

小山市は、第3回「新交通システムの導入に向けた勉強会」で、貨物線「高岳専用線」にLRT(軽量軌道交通)を導入する場合の事業素案を示しました。

詳しくはこちら→ 下野新聞2014年3月5日記事

事業素案は、今後の議論を進めていく上での叩き台になるものです。

素案によると、「高岳専用線」にLRTを導入する場合、経営形態は市が参画する第3セクターとして、建設費は概算で約20億円と想定しています。
導入区間は、JR小山駅から「高岳製作所」生産本部(中久喜地区)までの約4.8kmで、単線を想定しています。
JR小山駅に乗り入れる約800mの区間については、「軌道法」に基づく許可を受けて、新たに道路と軌道を整備します。
JR小山駅~から高岳製作所までの区間には、途中7駅を設置して、15分間隔(1時間に4本)列車を運行する想定です。
運賃は、小山市のコミュニティーバス「おーバス」と同等の200円に設定しています。

小山市は新年度に「公共交通全体の在り方を考える協議会」を設置して、本格的な議論を開始します。