2013年11月21日(木)、「芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会」の初会合が行われ、宇都宮市・芳賀町のLRT事業化に向けて導入空間や運行計画などを検討する議論がスタートしました。
下野新聞 2013年11月22日報道
2014年2月までに4回の会合が行われる予定で、設計の基本的な考え方、営業主体のあり方、他の公共交通との結節のあり方などが検討対象になります。
また、この会合に先立ち、宇都宮市は清原工業団地の従業員250人以上の企業11社と、清原地区にある大学、短大、高校に対してLRT利用についてのヒアリング調査を実施しました。
下野新聞 2013年11月20日報道
今回のヒアリング調査に加えて、現在清原工業団と芳賀工業団地に自動車で通勤している人の3.6%がLRT通勤に切り替えるという試算を盛り込んだ結果、毎日通勤通学で片道3,855人(往復7,710人)がLRTを利用すると試算しました。
また、ベルモール、グリーンスタジアム、清原球場にLRTで移動する人は年間503,652人(1日あたりに換算すると約1,380人)が利用すると試算しました。
両方を合計すると、1日あたり約9,090人となります。
今回の調査範囲は、LRT導入区間の一部に限ったものでしたから、宇都宮市内の未調査沿線、芳賀町内での調査を実施すると、利用希望者数はさらに増加するものと考えられます。